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平安末期より1,000年余、日本六古窯のひとつ「常滑焼」は、その中でも最も古く、最大の窯場として栄えてきました。
私たち朝日製陶は、この常滑焼の魅力と技術を、現代の暮らしに活かせる“かたち”へと変え、次の世代へと受け継いでいくことを使命としています。

私たちが提供するのは、ただのタイルではありません。 そこには、古き良き陶工たちの心と、長い歴史の中で磨かれてきた確かな技術が息づいています。常滑で育まれてきた焼物の文化は、時代の流れとともに姿を変えながらも、常に求められる技術と美しさを届けてきました。建築様式の変化や、暮らしの多様化、さらには輸入タイルに見られるエキゾチックな要素の台頭など、時代のニーズに応じた柔軟な対応が今、より一層求められています。

しかし、どれほど新しい製品を生み出そうとも、私たちが立ち戻る原点は常に「常滑の歴史と文化」にあります。
受け継がれてきた技術は、日本の風土の中で今もなお生き続けています。そしてそれは、次の時代へと継承していくべき大切な価値であると、私たちは信じています。

歴史を受け継ぎ、現代に活かす。 朝日製陶は、常滑焼の心と技を、これからも未来へつなげてまいります。